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歌詞制作について

更新日:2018年10月23日

「よーかいフレンズ」で4曲の作詞を担当させていただきました、くるみです。

二個前のブログで紹介されているのが、今回作ったものです。





作詞を担当するのは2016年「勇気の団子」2017年「ヘンゼルとグレーテル」に続いて3年目になりますが、ICU祭という大きな舞台で"歌を取り入れる”というアイデアを実現できたこと、そして部員のみんなが私に歌詞作りを任せてくれたことに、まずは感謝したいと思います。


真面目な文章を書くつもりではないのですが、ICU祭が終わって達成感に包まれつつ、寂しさに包まれつつのタイミングなので、この気持ちを記しておこうかなと思い、歌詞制作について書くことにしました。



歌詞を作るときに大切にしていることが3つあります。一つは、脚本担当者の思い描くイメージに沿った曲にすること。二つ目は、(当たり前のことではありますが)人形たちのシーンに合った言葉やテンポを作ること。そして三つ目はベタですが直感です。笑


おととしは1曲。昨年は2曲。そして今回は4曲だったのですが、一瞬で完成したものもあれば、何日たっても完成しないものもありました。大切にしていること3つが奇跡的に一気にそろったときは、さらさらとインスピレーションが流れてきて、「これだ!完成!yeah!」となるのですが、3つ全てがそろわない時は、ぜんぜん歌詞が浮かんできてくれなくて、割とずっと考え込みます。

ヒット曲を出し続ける大物アーティストたちは本当にすごいなぁ…と思ったり、去年よりいい曲になるのだろうか…というプレッシャーをじわりと感じたり。

しかしながら、そのプレッシャーは"絶対に今年も去年に負けない良い詩を作るんだ!”というモチベーションにもなっていました。そのモチベーションと、やはり音楽が好き!という自分の中の譲れない何かが、悩む私を突き動かしていたように思います。



考え中のメモ。字が汚いのはご愛敬。

最終的に4曲が揃い、完成した詩を披露するときはすごく緊張しました。

自分で歌ってみた音源を流した時、脚本担当のこんちゃん、そして部員のみんなが喜んでくれたので、本当にホッとしました。私も喜びました。笑


脚本担当の意思を引き継いで作った詩ですが、やはり作っている最中に自分の気持ちがどうしても入ってしまうようで、「劇中でここをもっとこう歌ってほしい!」とか「ここはセリフ風で!」とか、詩に対する欲がすごく出てきてしまうのです。もっと広い心、欲しい…!


私のそんな無理なお願いも、キャストのみんなは文句ひとつ言わずに受け入れてくれて、歌練習に励んでくれていました。「よーかいフレンズ」では、特にソロ曲担当だった、かっぱくん役のこまちゃんと、がしゃどくろ役のピロ三が本当に頑張ってくれました。

本当にありがたかったです。


まとまりのない文章ですが汗、私が作詞を担当して一番うれしいのは、やはり劇中でキャストのみんなが私が作詞した曲を歌ってくれるときです。人形たちが歌っている姿はとても可愛らしく、迫力があって、私も観客になりたい!と思ってしまいます。


練習中も本番も、みんなで歌う「ようかいの世界」と「友達になったね」は、照明を担当しながら私も大きな声で歌わせていただきました。笑 すごくワクワクして、ウキウキして、童心にかえったような、そんな気持ちで毎回歌っていました。楽しかったな~!


長い文章になってしまいましたが、そろそろこの辺でしめたいと思います。

ICU祭でのミュージカル文化は、これから続くかもしれないし続かないかもしれない。

あとは後輩のぱぺったーたちの自由なのです!

先輩としては、自分たちのやりたい人形劇をやってくれることが一番うれしい!

何も気にせず、作りたいものを、魅せたいものを、作り上げてくださいね!

3年間、歌詞作りを担当できたことは本当に私にとって夢のような経験でした。

感謝、感謝です。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


くるみんぐ











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